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【また下がった】令和5年度教員採用選考試験の倍率【実施状況】

令和5年度(2022年実施)教員採用試験の実施状況が、文部科学省から2023年12月25日に公表されました。

あなたも知っている(聞いたことがある)と思いますが、近年の公立学校教員採用試験の競争率は低下傾向にあります。そして今回の調査で令和5年度は過去最低の3.4倍となりました。

文部科学省の倍率データ
受験者数・採用者数・競争率(採用倍率)の推移

教員の大量退職に伴い、自治体は教員を多く採用する必要に迫られました。また、臨時教員・非常勤講師として働いていた人も、正規の教員として採用されるようになりました。

これらの要因により、教員採用試験の競争率は低下し続けているのです。

今後の打開策として、文部科学省は以下のように方針を出しています。

  • 意欲ある教師志願者を確保するため、本年5月に文部科学省より各教育委員会に対し、教員採用選考試験の早期化・複数回実施等の改善の方向性について提示し、引き続き各教育委員会における教員採用選考試験の改善を促進する。
  • 現在、中央教育審議会「質の高い教師の確保特別部会」において、教師を取り巻く環境整備に関する総合的な方策について議論が行われているところ、中教審における議論も踏まえ、学校における働き方改革の更なる加速化や処遇改善、学校の指導・運営体制の充実等も含めた教職の魅力向上、教職志願者の増加に向けた施策に取り組んでいく。

【参考】令和5年度(令和4年度実施)公立学校教員採用選考試験の実施状況について(文部科学省HP)

【参考】【全国一覧】教員採用試験の倍率は過去最低!過去の推移を徹底紹介(教採ギルド)

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この記事を書いた人

1984年生まれ。埼玉県出身。私のキャリアは小学校教員としての経験から始まりました。現在はフリーランスとして活動しており、ウェブサイト制作や動画編集の分野でクリエイティブな仕事を手掛けています。

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